宇山芽紅(うやま・めぐ)|経歴・主な成績・2026年の予定

TRAMPOLINE GYMNASTICS

宇山芽紅(うやま・めぐ) トランポリン・女子

宇山芽紅は千葉県印西市出身のトランポリン選手です。2021年の東京五輪で女子個人5位に入り、日本の女子の五輪の順位でいちばん上の記録をつくりました。

森ひかるとのシンクロでは2018年と2022年に世界選手権の金メダルをとっています。2026年は9月の名古屋アジア大会で銀メダルをとり、11月4日からの南京の世界選手権にも日本代表として出場します。

プロフィール

項目 内容
生年月日 1996年1月14日(2026年10月時点で30歳)
出身 千葉県(印西市)
所属 スポーツクラブ テン・フォーティー(選手とコーチをかねる)
強み ジュニア時代からの高いジャンプ力
主な種目 個人、シンクロナイズド
世界選手権のメダル 金3・銀1の計4個(2026年8月時点。シンクロ・団体をふくむ)

小学生でクラブに通い始め、2008年にニュージーランドで開かれた国際大会の10〜12歳の部で、個人とシンクロの2種目に優勝しました。いまも同じクラブに所属し、自分の練習をしながら子どもたちを教えるコーチもしています。

主な成績

年 大会 成績
2008年 国際大会(ニュージーランド)10〜12歳の部 個人・シンクロ 優勝
2018年 アジア大会(インドネシア・ジャカルタ) 個人4位
2018年 世界選手権(ロシア・サンクトペテルブルク) シンクロ 金(森ひかると)
2019年 世界選手権(東京) 女子団体 金。個人は予選落ち。ワールドカップの年間ランキング3位で東京五輪の代表に内定
2021年 東京五輪 5位(決勝54.655点、予選5位)
2022年 全日本選手権 個人・シンクロの2冠(個人は初優勝)
2022年 世界選手権(ブルガリア・ソフィア) 個人5位、シンクロ 金(森ひかると)
2026年 アジア大会(愛知・名古屋) 個人 銀

東京五輪の5位

2019年の世界選手権では個人で予選落ちしましたが、ワールドカップシリーズの年間ランキング3位に入ったことで、東京五輪の代表に内定しました。

東京五輪の予選は2本の演技の合計で順位を決める方式でした(2024年のパリ五輪では2本のうち高いほうの点で決めました)。2021年の東京五輪では、予選2本の合計103.585点(48.705点と54.880点)の5位で決勝に進みました。決勝は54.655点で5位に入り、日本の女子の五輪で上位の記録となる入賞をはたしました。メダル候補だった森ひかるが予選13位で敗れた大会で、日本の女子でただ1人の決勝進出でした。優勝は中国のジュー・シュエイン(56.635点)、3位はイギリスのブライオニー・ペイジ(55.735点)で、宇山は3位まで1.080点の差でした。

順位 選手(国・地域) 決勝の得点
1位 ジュー・シュエイン(中国) 56.635
2位 リウ・リンリン(中国) 56.350
3位 ブライオニー・ペイジ(イギリス) 55.735
4位 ロザンナ・マクレナン(カナダ) 55.460
5位 宇山芽紅(日本) 54.655

五輪のトランポリンで日本の選手が入った順位では、男子の伊藤正樹の4位(2012年ロンドン)に次ぐ記録です。日本のトランポリンは2024年のパリ五輪まで、五輪のメダルがありません。

森ひかるとのシンクロ

シンクロナイズドは、2台のトランポリンで2人が同じ技を同時に跳ぶ種目です。跳躍時間点のかわりに、2人のずれの小ささを見る「同時性」の点がつきます。宇山は3歳下の森ひかると組み、2018年のサンクトペテルブルク大会と2022年のソフィア大会で世界一になりました。2018年の金メダルは、トランポリンの日本の女子選手が世界選手権でとった初めての金メダルでした。2019年の東京大会では、森らとともに女子団体の金メダルも手にしています。2人はそれぞれ個人でも日本を代表する選手で、個人で競い合いながら、シンクロでは息を合わせてきました。

2022年、全日本の女王に

2022年10月15・16日の全日本選手権では、個人とシンクロの2種目に優勝しました。個人の日本一はこれが初めてで、長く日本の上位で戦いながら、26歳でつかんだタイトルでした。同じ年の世界選手権では個人5位に入り、森とのシンクロで2度目の世界一になりました。この年の暮れには、ボートレースの公式動画の対談番組に出演し、パリ五輪への思いや、勝ち続けることの重圧について語っています。

アジア大会での日本の女子

大会 日本の女子のメダル
2014年 仁川(韓国) 岸彩乃 銅
2018年 ジャカルタ(インドネシア) 森ひかる 銀(宇山芽紅は4位)
2023年 杭州(中国) なし
2026年 名古屋(日本) 森ひかる 金、宇山芽紅 銀

2026年のふり返り

2026年は、9月27日に名古屋の日本ガイシホールで行われたアジア大会の女子個人で銀メダルをとりました。優勝は森ひかるで、日本が1・2位を占めました。3位は中国のチウ・ジョンでした。宇山は2018年のジャカルタ大会で4位で、アジア大会のメダルは初めてです。アジア大会のトランポリン女子で日本選手が金メダルをとったのも、日本が1・2位を占めたのも、この大会が初めてでした。7月に発表された南京の世界選手権の日本代表にも、森・田中沙季・田中希湖とともに選ばれています。30歳で迎えた年に、日本で開かれた大舞台で結果を出しました。

2026年世界選手権の女子代表 所属 種目
森ひかる GATE 個人・団体
宇山芽紅 スポーツクラブ テン・フォーティー 個人・団体
田中沙季 株式会社光和 個人・団体
田中希湖 金沢学院大学クラブ 個人・団体
三澤優華 ミキハウス シンクロ・個人の控え
土井畑知里 三菱電機株式会社 シンクロ・個人の控え

これからの予定と見どころ

次は11月4〜8日(現地時間)に中国の南京で開かれる世界選手権です。女子個人では、森ひかるや中国勢とともに決勝の8人をめざします。4人の個人の成績で争う女子団体は、前回2025年に日本が銅メダルをとった種目で、宇山にとっては経験を生かせる舞台です。

2028年ロサンゼルス五輪の女子代表は最大2人で、2027年の世界選手権やオリンピック予選ランキングなどで出場権をとった選手から選ばれます。東京の5位をこえる成績を、経験豊富な宇山がどこまでねらえるかも注目です。

よくある質問

宇山芽紅選手の名前の読み方は。

「うやま・めぐ」です。国際大会では「UYAMA Megu」と表記されます。

東京五輪の成績は。

女子個人で5位(決勝54.655点)でした。日本の女子の五輪の順位で、いちばん上の記録です。

世界選手権の金メダルは。

森ひかるとのシンクロで、2018年と2022年に金メダルをとっています。日本体操協会の一覧では世界選手権のメダルは金3・銀1の計4個です。

2026年の主な成績は。

9月の名古屋アジア大会で女子個人の銀メダルをとりました。11月には南京の世界選手権に出場します。

出典

この種目のしくみと大会日程はトランポリンのページへ。ほかの日本の選手も見られます。

情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。

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