西山実沙(にしやま・みさ)|経歴・主な成績・2026年の予定

MISA NISHIYAMA

西山実沙(にしやま・みさ) 体操競技・女子

西山実沙は、2010年生まれの体操女子の選手で、なんば体操クラブと相愛学園(相愛高校)に所属しています。2026年4月の全日本個人総合で、高校1年生ながら0.101点差で初優勝し、5月のNHK杯も制して2冠を果たしました。

シニアの年れいになった2026年は、アジア大会で個人総合の銅メダルなど4つのメダルを取り、10月の世界選手権の代表にも選ばれています。2028年ロサンゼルス五輪に向けて期待される新星です。

プロフィール

項目 内容
生年月日 2010年9月7日
出身 和歌山県和歌山市生まれ、大阪府豊中市育ち
所属 なんば体操クラブ-ngc/相愛学園
身長 151cm
学歴 豊中市立少路小学校、相愛中学校、相愛高校(2026年に1年生)
得意種目 段違い平行棒・跳馬・ゆか(メダルを取った種目)

中学時代は相愛中学校で、全国中学校体育大会の団体で3連覇し、3年生のときには個人総合でも優勝しました。2025年の世界ジュニア選手権(フィリピン・パサイ)では、ゆかで金メダル、団体と跳馬で銀メダル、個人総合で銅メダルを取っています。あこがれの選手は、1976年モントリオール五輪で10点満点を出したルーマニアのナディア・コマネチで、その演技を見て技を磨いてきたと報じられています。

体操を始めたきっかけと練習

体操を始めたのは小学校に入る前です。夜になかなか寝つかなかったため、母親が体を動かして遊ばせようと体操クラブに連れて行ったことがきっかけでした。いまはなんば体操クラブで山崎隆之コーチの指導を受け、1日およそ5時間練習しています。山崎コーチは、西山の一番の魅力として、何にでも一生懸命に取り組む姿勢を挙げています。

五輪を目標にしたのは、2024年のパリ五輪のあとです。同じクラブでパリ五輪に出た中村遥香から、五輪の会場の雰囲気などを聞き、ロサンゼルス五輪に出たいという思いが強くなりました。2026年はロサンゼルス五輪を見すえて、世界で通用する技を演技に取り入れています。練習でも、試合と同じ順番で種目を回り、点差を意識しながら取り組んでいると報じられています。以前は緊張しやすい性格でしたが、クラブの試技会で大会と同じ緊張感の中で演技を重ね、本番に強くなりました。目標には、五輪の団体でのメダル獲得に貢献することを挙げています。

主な成績

年 大会 成績
2023〜2025年 全国中学校体育大会 団体 3連覇、2025年は個人総合も優勝
2025年 世界ジュニア選手権(フィリピン・パサイ) ゆか 金、団体 銀、跳馬 銀、個人総合 銅
2026年 全日本個人総合(4月・高崎アリーナ) 優勝(110.332)
2026年 NHK杯(5月・東京体育館) 優勝(164.897)
2026年 アジア選手権(6月・中国・遵義) 団体 銀、個人総合 銅、段違い平行棒 銅
2026年 アジア大会(9月・愛知・名古屋) 個人総合 銅、段違い平行棒 銀、ゆか 銀、団体 銀
2026年 世界選手権(10月・ロッテルダム) 初出場。団体決勝へ

2026年のふり返り

4月の全日本個人総合では、予選で55.566点を出して首位に立ち、決勝も54.766点でまとめました。合計110.332点で、2位の岸里奈とはわずか0.101点差の初優勝です。最後の種目のゆかについては「最後の床は楽しもうと思って」臨んだと話し、優勝の瞬間には涙を見せました。予選の段違い平行棒14.233点、跳馬14.300点は、この大会の上位の選手の中でも高い点数でした。

大会 跳馬 段違い平行棒 平均台 ゆか 合計
全日本 予選 14.300 14.233 13.600 13.433 55.566
全日本 決勝 14.233 14.100 13.033 13.400 54.766
NHK杯 2日目 14.266 13.833 13.333 13.066 54.498
世界選手権 予選 12.233 13.933 12.666 12.566 51.398

5月のNHK杯では2日目も54.498点を出し、合計164.897点で優勝しました。2位の岸との差は1.385点です。2日目の種目ごとの順位は、跳馬が岸と並ぶ2位(14.266点)、段違い平行棒が2位(13.833点・Dスコア6.200)でした。跳馬では、杉原愛子や岸里奈が高い点数を出したあとも動じずに「ユルチェンコ2回ひねり」(側方倒立回転で踏み切り板に入り、後ろ向きに跳馬に手をついて跳び上がり、空中で2回ひねる技)を決め、段違い平行棒で差を広げました。一方、ゆかではターンが乱れ、本人は納得のいく演技ではなかったと悔しがっています。全日本とNHK杯の2冠で、初めてシニアの世界選手権の代表に決まりました。地元の豊中市からは「豊中かがやき大賞」が贈られています。

9月の愛知・名古屋アジア大会では、16歳で個人総合の銅メダルを取りました。段違い平行棒とゆかでは銀メダル、団体でも銀メダルで、出場した4つの決勝のすべてでメダルを取っています。

世界選手権2026予選の演技の中身

種目 Dスコア Eスコア 減点 得点
跳馬 5.000 7.533 0.3 12.233
段違い平行棒 6.200 7.733 – 13.933
平均台 5.400 7.366 0.1 12.666
ゆか 5.800 7.066 0.3 12.566

初めての世界選手権の予選では、跳馬・平均台・ゆかで減点があり、4種目の合計は51.398点でした。個人総合の決勝は、日本の上位2人の岸里奈と杉原愛子が進んだため、西山は出場しません。段違い平行棒は日本で一番高い13.933点を出しましたが、種目別の予選では14位で、決勝の8人には届きませんでした。日本の団体では、段違い平行棒とゆかの点数がチーム点に入っています。

これからの予定と見どころ

日付(現地時間) 大会
10月21日 世界選手権 女子団体決勝(日本時間22日午前2時から)
12月3〜6日 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市)。所属のなんば体操クラブ-ngcは女子団体の通過1位

女子団体決勝では、3位以内に入るとロサンゼルス五輪の出場枠が決まります。Dスコア6.200の段違い平行棒は、日本の団体の大事な得点源です。12月の全日本団体選手権では、所属するなんば体操クラブ-ngcが前回の優勝チームで、通過順位も1位です。

よくある質問

西山実沙は何歳ですか?

2010年9月7日生まれです。2026年4月の全日本個人総合を15歳・高校1年生で制し、9月のアジア大会には16歳で出場しました。

所属はどこですか?

なんば体操クラブ-ngcと相愛学園(相愛高校)です。

2026年の主な成績は?

全日本個人総合とNHK杯で優勝し、アジア選手権では個人総合の銅メダル、アジア大会では個人総合の銅メダルと段違い平行棒・ゆか・団体の銀メダルを取りました。

2026年世界選手権ではどの決勝に出ますか?

女子団体決勝に出場します。予選の個人総合の点数は51.398点で、日本の3番手だったため個人総合の決勝には進みませんでした。

出典

この種目のしくみと大会日程は体操競技のページへ。ほかの日本の選手も見られます。

情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。

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