川上翔平(かわかみ・しょうへい) 体操競技・男子
川上翔平は、2003年生まれ、愛媛県出身の体操男子の選手で、徳洲会体操クラブに所属しています。鉄棒と平行棒を得意とし、6種目をこなす個人総合でも国内の上位に入ります。
2026年は全日本個人総合とNHK杯でともに3位に入り、10月の世界選手権の代表になりました。世界選手権の予選では鉄棒で14.600点の1位となり、団体・跳馬・鉄棒の3つの決勝に進んでいます。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生まれた年 | 2003年 |
| 出身 | 愛媛県 |
| 所属 | 徳洲会体操クラブ |
| 得意種目 | 鉄棒・平行棒。跳馬でも2本の平均で14点台を出す |
| 日本代表 | 2026年世界選手権(初代表) |
徳洲会体操クラブは、パリ五輪3冠の岡慎之助や、パリ五輪の団体金メダリスト杉野正尭も所属する強豪クラブです。川上はこのクラブで、国内の団体戦の主力として力をつけてきました。
主な成績
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年 | ワールドカップ・コトブス大会(ドイツ) | 鉄棒 優勝(14.266) |
| 2024年 | ワールドカップ・コトブス大会 | 平行棒 5位(14.666) |
| 2025年 | ワールドカップ・コトブス大会 | 鉄棒 優勝(14.400)、跳馬 5位 |
| 2025年 | ワールドユニバーシティゲームズ(ドイツ・ライン・ルール) | 個人総合 銀(83.398)、跳馬 5位 |
| 2025年 | 全日本種目別選手権(高崎) | 平行棒 優勝(14.766)、鉄棒 2位(14.533)、跳馬 3位(14.433) |
| 2026年 | ワールドカップ・コトブス大会 | 鉄棒 優勝(14.966)、平行棒 優勝(14.866)、跳馬 8位 |
| 2026年 | 全日本個人総合 | 3位(166.947) |
| 2026年 | NHK杯 | 3位(335.877) |
| 2026年 | 男子種目別メダリスト選手権 | 平行棒 5位 |
| 2026年 | 世界選手権(ロッテルダム) | 予選 鉄棒1位(14.600)、跳馬5位(14.283)。団体・跳馬・鉄棒の決勝へ |
ドイツのコトブスで毎年開かれるワールドカップでは、鉄棒で2023年・2025年・2026年と3度優勝しています。2026年大会では鉄棒と平行棒の2種目を制し、この大会で複数の種目を制した男子選手は川上だけでした。
2026年のふり返り
2月のワールドカップ・コトブス大会で2種目優勝し、良い形でシーズンに入りました。4月の全日本個人総合は、予選82.449点、決勝84.498点で、加点を合わせた合計166.947点の3位です。5月のNHK杯も3位に入り、2日目の鉄棒では14.700点を出しました。この2大会の結果で、初めての世界選手権代表に選ばれています。
10月の世界選手権の予選では、6種目すべてに出場しました。鉄棒はDスコア6.300の演技で14.600点を出し、全体1位で決勝に進みました。跳馬は2本の平均14.283点で5位、平行棒も14.800点を出しましたが、日本の選手が上に2人いたため決勝には進めませんでした。個人総合の点数は83.699点で、全体の4位にあたる点数でした。ただ、決勝は1か国2人までのため、1位の岡慎之助、2位の橋本大輝に続く3人目として、個人総合の決勝には出られません。
| 世界選手権2026予選 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 | 鉄棒 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 川上翔平 | 13.333 | 13.200 | 13.466 | 14.300 | 14.800 | 14.600 | 83.699 |
団体では、跳馬・平行棒・鉄棒で日本の上位3人に入る点数を出しました。予選で日本が平行棒と鉄棒のチーム点で全体1位になったのは、川上の点数も大きく関わっています。
2026年の国内大会の種目ごとの点数
| 大会 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 | 鉄棒 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全日本 予選 | 12.733 | 14.000 | 13.500 | 13.233 | 14.800 | 14.133 | 82.449(加点込み) |
| 全日本 決勝 | 13.200 | 13.866 | 13.433 | 14.600 | 14.866 | 14.433 | 84.498(加点込み) |
| NHK杯 2日目 | 13.133 | 13.466 | 13.533 | 14.733 | 14.700 | 14.700 | 84.265(加点を除く) |
平行棒は国内の4つの演技すべてで14.7点以上を出しています。全日本の予選は、ゆか12.733点と跳馬13.233点で点を落としましたが、決勝では跳馬14.600点と立て直しました。NHK杯の持ち点は251.462点(全日本の合計とNHK杯1日目84.515点の合計)で、2日目の点数を足して3位に入りました。
海外の大会での成績
2025年夏にドイツで行われたワールドユニバーシティゲームズ(大学生の世界大会)では、個人総合の予選を83.532点の2位で通り、決勝でも83.398点で銀メダルを取りました。予選では平行棒14.633点・鉄棒14.600点とも3位で、跳馬は決勝5位でした。
2026年のワールドカップ・コトブス大会では、鉄棒の予選を14.866点の2位で通り、決勝で14.966点を出して優勝しました。平行棒は予選14.566点の1位から、決勝で14.866点を出して優勝しています。跳馬も決勝に進み、8位でした。
種目別での強さ
2025年11月の全日本種目別選手権では、平行棒で14.766点を出し、2位の橋本大輝(14.600点)を抑えて優勝しました。鉄棒は順天堂大学の角皆友晴(14.900点)に次ぐ2位、跳馬は2本の平均14.433点で3位と、3種目で表彰台に上がりました。
| ワールドカップ・コトブス大会 | 種目 | 予選 | 決勝 |
|---|---|---|---|
| 2023年 | 鉄棒 | 3位 14.000 | 1位 14.266 |
| 2024年 | 平行棒 | 7位 14.500 | 5位 14.666 |
| 2025年 | 鉄棒 | 1位 14.200 | 1位 14.400 |
| 2025年 | 跳馬 | 6位 13.766 | 5位 13.166 |
| 2026年 | 鉄棒 | 2位 14.866 | 1位 14.966 |
| 2026年 | 平行棒 | 1位 14.566 | 1位 14.866 |
| 2026年 | 跳馬 | 5位 13.950 | 8位 13.299 |
コトブス大会の鉄棒の点数は、2023年の14.266点から2026年の14.966点へと、年ごとに上がっています。
これからの予定と見どころ
| 日付(現地時間) | 大会 |
|---|---|
| 10月20日 | 世界選手権 男子団体決勝(日本時間21日午前2時から) |
| 10月25日 | 世界選手権 種目別決勝 跳馬・鉄棒(日本時間25日22時から) |
| 12月3〜6日 | 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市)。前回は平行棒で優勝 |
鉄棒の決勝は、予選1位の川上と3位の岡慎之助の2人の日本選手が出ます。初めての世界選手権で、予選1位の点数を決勝でも出せればメダルが見えてきます。団体決勝でも、後半の跳馬・平行棒・鉄棒で日本の点数を支える役目が期待されています。
よくある質問
川上翔平の所属はどこですか?
徳洲会体操クラブです。岡慎之助や杉野正尭と同じクラブです。
得意な種目は何ですか?
鉄棒と平行棒です。ワールドカップ・コトブス大会の鉄棒で3度優勝し、2025年の全日本種目別選手権では平行棒で優勝しました。
2026年世界選手権の予選の結果はどうでしたか?
鉄棒が14.600点で1位、跳馬が5位で、2つの種目別決勝に進みました。個人総合は4位にあたる83.699点でしたが、1か国2人までの決まりで決勝には出られません。
世界選手権の代表は何回目ですか?
2026年が初めての世界選手権代表です。全日本個人総合とNHK杯でともに3位に入って選ばれました。
出典
- 日本体操協会 第54回世界体操競技選手権大会
- Men's Qualification Results(日本体操協会掲載)
- World Gymnastics(FIG) 選手プロフィール KAWAKAMI Shohei
- Asian Gymnastics Union: Sugihara and Kawakami Shine in Cottbus
- 日本体操協会 第80回全日本体操個人総合選手権 男子決勝結果
- 日本体操協会 第65回NHK杯 男子2日目結果
- 熊本日日新聞(共同通信) 男子メダリスト選手権
- The Gymter 2025 All-Japan Team & Event Championships Men's Results
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情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。