土井陵輔(どい・りょうすけ) 体操競技・男子
土井陵輔は、2002年生まれ、岡山県出身の体操男子の選手で、セントラルスポーツに所属しています。ゆかとあん馬を得意とし、2022年の世界選手権ではゆかで銅メダル、団体で銀メダルを取りました。
2026年は世界選手権の代表に入り、予選ではゆかで14.033点の7位となって決勝に進みました。団体決勝でも日本の一員として出場します。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2002年1月7日 |
| 出身 | 岡山県 |
| 所属 | セントラルスポーツ |
| 学歴 | 関西高校、日本体育大学 |
| 得意種目 | ゆか・あん馬 |
| あこがれの選手 | 内村航平 |
7歳のとき岡山で体操を始め、おかやまジュニア体操スクールで育ちました。パリ五輪3冠の岡慎之助も同じスクールの出身です。関西高校に進み、高校生のときに世界ジュニア選手権の代表に選ばれました。日本体育大学では、ゆかの「シライ」の技で知られる白井健三のもとで練習しました。
主な成績
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2016年 | 環太平洋選手権(アメリカ) | ジュニアのゆか 銀 |
| 2019年 | 世界ジュニア選手権(ハンガリー・ジェール) | 団体 金、個人総合 銀(80.447)、ゆか 4位 |
| 2021年 | 東京五輪の代表選考 | 足首のけがで選考会に出られず |
| 2022年 | 世界選手権(イギリス・リバプール) | 団体 銀、ゆか 銅(14.266)、あん馬 7位 |
| 2024年 | パリ五輪 | 補欠 |
| 2025年 | 全日本種目別選手権(高崎) | あん馬 3位(14.233) |
| 2026年 | 全日本個人総合 | 5位(166.063) |
| 2026年 | NHK杯 | 4位(331.926) |
| 2026年 | 世界選手権(ロッテルダム) | 予選 ゆか7位(14.033)。団体とゆかの決勝へ |
2019年の世界ジュニア選手権では、個人総合で岡慎之助に次ぐ2位に入り、日本の団体優勝にも貢献しました。2022年のリバプールでの世界選手権は初めてのシニアの世界大会で、ゆかの予選を2位(14.766点)で通過し、決勝で銅メダルを取りました。あん馬でも決勝に進んでいます。
2026年のふり返り
4月の全日本個人総合は、予選と決勝の合計166.063点で5位でした。決勝のゆかでは13.933点、予選のゆかでは14.066点と、ゆかで安定して14点前後を出しています。5月のNHK杯は合計331.926点の4位に入り、2日目のあん馬では14.400点を出しました。
10月の世界選手権の予選では、鉄棒以外の5種目に出場しました。ゆかは14.033点で7位となり、決勝に進んでいます。ゆかと跳馬(14.033点)は日本の上位3人に入る点数で、団体の得点に入りました。
| 世界選手権2026予選 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 |
|---|---|---|---|---|---|
| 土井陵輔 | 14.033 | 13.533 | 12.566 | 14.033 | 14.266 |
セントラルスポーツは、橋本大輝や谷川航、2026年全日本シニアの個人総合で優勝した三輪哲平もいるチームです。12月の全日本団体選手権には男子の通過2位で出場します。
2026年の国内大会の種目ごとの点数
| 大会 | ゆか | あん馬 | つり輪 | 跳馬 | 平行棒 | 鉄棒 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全日本 予選 | 14.066 | 13.166 | 13.000 | 14.133 | 14.100 | 14.133 | 82.598 |
| 全日本 決勝 | 13.933 | 14.066 | 13.000 | 14.200 | 13.866 | 14.400 | 83.465 |
| NHK杯 2日目 | 13.966 | 14.400 | 12.700 | 14.266 | 13.433 | 14.133 | 82.898 |
ゆかと跳馬は国内の4つの演技すべてで14点前後を出し、あん馬もNHK杯2日目に14.400点を出しました。つり輪は12点台から13点ちょうどで、6種目の中では点数が伸びにくい種目です。NHK杯の持ち点は249.028点(全日本の合計とNHK杯1日目82.965点の合計)でした。
2022年世界選手権のふり返り
土井が初めて出たシニアの世界選手権は、2022年のイギリス・リバプール大会でした。団体予選で日本は260.695点の1位でしたが、団体決勝は253.395点で中国に次ぐ銀メダルでした。土井はゆかの予選を14.766点の2位で通り、決勝では14.266点で銅メダルを取りました。あん馬も予選14.466点の6位で決勝に進み、決勝は7位でした。
2021年は足首のけがで東京五輪の代表選考会に出られませんでした。そこから1年で世界選手権のメダリストになり、2024年のパリ五輪では補欠として日本代表を支えました。
世界選手権2026予選の演技の中身
| 種目 | Dスコア | Eスコア | 加点・減点 | 得点 |
|---|---|---|---|---|
| ゆか | 5.700 | 8.233 | 着地の加点0.1 | 14.033 |
| あん馬 | 5.300 | 8.233 | – | 13.533 |
| つり輪 | 4.500 | 8.066 | – | 12.566 |
| 跳馬 | 4.800 | 9.233 | – | 14.033 |
| 平行棒 | 5.000 | 9.166 | 着地の加点0.1 | 14.266 |
跳馬のEスコア9.233点は、日本の5人の中で一番高い出来ばえの点数でした。ゆかでは、着地を止めたときにつく0.1点の加点も受けています。ゆかの予選1位はロシアの選手で14.700点、土井はDスコア5.700の構成で7位に入りました。
ジュニア時代の成績
2019年にハンガリーのジェールで開かれた第1回の世界ジュニア選手権では、個人総合で80.447点を出して銀メダルを取りました。ゆかは予選4位(13.666点)から決勝も4位(13.800点)、あん馬は予選3位(13.466点)でした。日本はこの大会の団体で金メダルを取っています。2016年にはアメリカで開かれた環太平洋選手権で、ジュニアのゆかで銀メダルを取りました。
2025年11月の全日本種目別選手権のあん馬では14.233点で3位に入り、ジュンスポーツ北海道の長崎柊人(14.633点)、徳洲会の杉野正尭(14.500点)とともに表彰台に上がりました。
これからの予定と見どころ
| 日付(現地時間) | 大会 |
|---|---|
| 10月20日 | 世界選手権 男子団体決勝(日本時間21日午前2時から) |
| 10月24日 | 世界選手権 種目別決勝 ゆか(日本時間24日21時から) |
| 12月3〜6日 | 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市) |
団体決勝は各種目3人だけが演技するため、最初の種目のゆかで流れをつくる役目が大事になります。ゆかの種目別決勝では、2022年以来となる世界選手権のメダルをねらいます。
よくある質問
土井陵輔の所属はどこですか?
セントラルスポーツです。橋本大輝や谷川航と同じチームです。
世界選手権でメダルを取ったことはありますか?
2022年のリバプール大会で、ゆかの銅メダルと団体の銀メダルを取りました。
得意な種目は何ですか?
ゆかとあん馬です。2022年世界選手権では両方で決勝に進み、2025年の全日本種目別ではあん馬で3位に入りました。
2026年世界選手権ではどの決勝に出ますか?
団体決勝と、ゆかの種目別決勝です。ゆかの予選は14.033点で7位でした。
出典
- 日本体操協会 第54回世界体操競技選手権大会
- Men's Qualification Results(日本体操協会掲載)
- World Gymnastics(FIG) 選手プロフィール DOI Ryosuke
- Wikipedia Ryosuke Doi
- KSBニュース 世界ジュニア代表に関西高校の土井陵輔
- KSBニュース 国スポ岡山県チーム
- 日本体操協会 第80回全日本体操個人総合選手権 男子決勝結果
- 日本体操協会 第65回NHK杯 男子2日目結果
この種目のしくみと大会日程は体操競技のページへ。ほかの日本の選手も見られます。
情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。