岸里奈(きし・りな)|経歴・主な成績・2026年の予定

RINA KISHI

岸里奈(きし・りな) 体操競技・女子

岸里奈は、2007年生まれ、埼玉県戸田市出身の体操女子の選手です。戸田市スポーツセンターで練習し、2026年4月に岡山県の環太平洋大学に進みました。2024年のパリ五輪に出場し、2025年には全日本個人総合で初めて優勝しました。

2026年は全日本個人総合とNHK杯でともに2位に入り、10月の世界選手権では個人総合の決勝に進みました。4種目をそろえて戦える、日本女子の中心選手です。

プロフィール

項目 内容
生年月日 2007年9月23日
出身 埼玉県戸田市
所属 戸田市スポーツセンター/環太平洋大学(2026年4月から)
身長 147cm
コーチ 菅原リサ
学歴 戸田市立新曽中学校、クラーク記念国際高校、環太平洋大学
得意種目 平均台・ゆか(2025年の全日本種目別で2種目優勝)

戸田市立戸田東小学校のころに体操を始めました。小学5年の2018年に全日本ジュニアのCクラスの個人総合、6年の2019年にBクラスの個人総合で優勝し、中学3年の2022年には新曽中学校の一員として全国中学校体操競技選手権の団体で優勝しています。

主な成績

年 大会 成績
2023年 全日本個人総合 3位(予選7位から巻き返す)
2023年 NHK杯 2位(優勝の宮田笙子と0.100点差)
2023年 世界選手権(ベルギー・アントワープ) 団体予選8位でパリ五輪の出場枠獲得に貢献。個人総合11位
2024年 全日本個人総合 2位
2024年 NHK杯 2位
2024年 パリ五輪 団体 8位、個人総合 11位、ゆか 7位
2025年 全日本個人総合 優勝(初優勝)
2025年 NHK杯 2位
2025年 世界選手権(ジャカルタ) 予選 個人総合51.965(3班終了時点で4位)
2025年 全日本種目別選手権(高崎) 平均台 優勝(14.500)、ゆか 優勝(14.166)
2026年 アジア選手権(中国・遵義) 団体 銀
2026年 全日本個人総合 2位(110.231)
2026年 NHK杯 2位(163.512)
2026年 世界選手権(ロッテルダム) 予選 個人総合13位(53.499)で決勝へ。団体決勝にも出場

パリ五輪では、主将の欠場で4人になった日本の団体で決勝に進み、8位に入りました。個人ではゆかで7位に入賞しています。2025年のNHK杯は、決勝の平均台での落下が響いて杉原愛子に逆転され、2位でした。同じ年の世界選手権では、予選の3班が終わった時点で、杉原愛子(54.099点)に次ぐ4位にあたる51.965点を出しました。

2026年のふり返り

4月の全日本個人総合は、予選と決勝の合計110.231点で2位でした。優勝した西山実沙との差はわずか0.101点です。決勝では平均台14.100点、ゆか13.466点を出し、決勝の日の4種目の合計55.599点は出場選手の中で一番高い点数でした。

大会 跳馬 段違い平行棒 平均台 ゆか 合計
全日本 予選 14.166 13.733 13.233 13.500 54.632
全日本 決勝 14.100 13.933 14.100 13.466 55.599
NHK杯 2日目 14.266 13.500 12.566 14.066 54.398
世界選手権 予選 14.000 13.400 13.633 12.466 53.499

5月のNHK杯は合計163.512点で2位でした。2日目はゆかで14.066点を出しましたが、平均台が12.566点にとどまり、西山とは1.385点差でした。この2大会の結果で、世界選手権の代表に入っています。

6月のアジア選手権と9月の愛知・名古屋アジア大会では、ともに団体で銀メダルを取りました。9月のアジア大会の女子日本代表は、杉原愛子・西山実沙・岸里奈・岡村真・中村遥香の5人で、世界選手権と同じ顔ぶれでした。10月の世界選手権の予選では、跳馬14.000点、平均台13.633点など4種目で53.499点を出し、個人総合の13位で決勝に進みました。日本の団体でも4種目すべてに出場し、全種目でチームの点数に入っています。日本の種目ごとのチーム点の順位は、跳馬6位・段違い平行棒6位・平均台5位・ゆか10位でした。

世界選手権2026予選の演技の中身

種目 Dスコア Eスコア 減点 得点
跳馬 5.000 9.000 – 14.000
段違い平行棒 5.800 7.600 – 13.400
平均台 5.500 8.133 – 13.633
ゆか 5.200 7.266 – 12.466

跳馬はEスコア(出来ばえ)が9.000点と高く、個人総合の跳馬で15番目の点数でした。平均台は13.633点で、平均台だけの順位では16位です。一方、ゆかはEスコアが7.266点にとどまり、12.466点でした。国内ではゆかで14点台を出しているだけに、決勝での立て直しがかぎになります。

種目別での強さ

2025年11月の全日本種目別選手権では、平均台で14.500点、ゆかで14.166点を出して2種目で優勝しました。ゆかは2位に0.6点の差をつけています。2026年のNHK杯2日目でも、ゆかはDスコア5.900・Eスコア8.166の14.066点で、この日のゆかの1位でした。同じ日の跳馬は西山実沙と並ぶ2位(14.266点)、段違い平行棒は5位(13.500点)です。

全日本個人総合では2023年3位、2024年2位、2025年優勝、2026年2位と、4年続けて3位以内に入っています。NHK杯は2023年から4年続けて2位で、毎年あと一歩のところで優勝を争っています。

パリ五輪の日本の女子団体は、岸・岡村真・牛奥小羽・中村遥香の4人で戦いました。このうち岸・岡村・中村の3人は、2026年の世界選手権でも日本代表に入っています。

これからの予定と見どころ

日付(現地時間) 大会
10月21日 世界選手権 女子団体決勝(日本時間22日午前2時から)
10月23日 世界選手権 女子個人総合決勝(日本時間24日午前2時30分から)
12月3〜6日 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市)。前回は平均台とゆかで優勝

女子団体決勝は、3位以内に入れば2028年ロサンゼルス五輪の出場枠が決まる大事な試合です。予選5位の日本にとって、4種目すべてをこなせる岸の点数は欠かせません。個人総合の決勝では、2023年の11位、パリ五輪の11位を上回る順位をねらいます。

よくある質問

岸里奈の所属はどこですか?

戸田市スポーツセンターです。2026年4月に環太平洋大学に進み、日本体操協会の発表では「戸田SC/環太平洋大学」と書かれています。

五輪に出たことはありますか?

2024年のパリ五輪に出場しました。団体は8位、個人総合は11位、ゆかは7位でした。

全日本個人総合で優勝したことはありますか?

2025年に初めて優勝しました。2026年は西山実沙と0.101点差の2位でした。

2026年世界選手権ではどの決勝に出ますか?

団体決勝と個人総合決勝です。個人総合の予選は53.499点の13位でした。

出典

この種目のしくみと大会日程は体操競技のページへ。ほかの日本の選手も見られます。

情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。

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