岡村真(おかむら・まな) 体操競技・女子
岡村真は、2005年生まれ、三重県津市出身の体操女子の選手で、相好体操クラブと四日市大学に所属しています。安定感のある平均台が持ち味で、2024年のパリ五輪に出場しました。2025年には段違い平行棒の新しい技が「オカムラ」と名付けられています。
2026年は9月の全日本シニア選手権で個人総合を初めて制し、10月の世界選手権では予選の平均台で14.266点の4位に入り、種目別の決勝に進みました。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2005年5月28日 |
| 出身 | 三重県津市 |
| 所属 | 相好体操クラブ/四日市大学(2024年4月から) |
| 学歴 | 暁高校、四日市大学 |
| 得意種目 | 平均台。段違い平行棒・ゆかでもメダルを取っている |
| 名前の付いた技 | 段違い平行棒「オカムラ」(2025年にD難度として認定) |
小学生のころから全国大会で活躍し、2017年の全国ブロック選抜U12では跳馬で優勝しました。四日市市の三滝中学校に通っていた2019年(中学2年)の全国中学校体操競技選手権では平均台で優勝し、個人総合と段違い平行棒で2位に入っています。高校は暁高校に進み、2年生のときの全国高校選抜で個人総合と段違い平行棒を制し、ゆかで2位、平均台で3位に入りました。インターハイでも、2年生で個人総合3位、3年生で段違い平行棒2位・ゆか3位と上位に入っています。大学は地元の四日市大学に進み、相好体操クラブで練習を続けています。
主な成績
| 年 | 大会 | 成績 |
|---|---|---|
| 2023年 | ワールドカップ・コトブス大会(ドイツ) | 平均台 金 |
| 2023年 | 全日本ジュニア | 平均台 優勝 |
| 2023年 | アジア大会(中国・杭州) | 平均台 金、団体 銀、個人総合 銀 |
| 2024年 | ワールドカップ・カイロ大会(エジプト) | ゆか 金、平均台 銅 |
| 2024年 | 全日本個人総合 | 個人総合 4位(平均台は1位) |
| 2024年 | NHK杯 | 個人総合 3位 |
| 2024年 | パリ五輪 | 団体 8位 |
| 2025年 | ワールドカップ・アンタルヤ大会(トルコ) | 平均台 2位 |
| 2025年 | NHK杯 | 個人総合 3位 |
| 2025年 | 世界選手権(ジャカルタ) | 日本代表 |
| 2026年 | 全日本個人総合 | 3位(109.430) |
| 2026年 | NHK杯 | 4位(161.380) |
| 2026年 | 全日本シニア選手権 | 個人総合 優勝(55.365) |
| 2026年 | アジア大会(愛知・名古屋) | 平均台 銅、団体 銀、段違い平行棒 8位 |
| 2026年 | 世界選手権(ロッテルダム) | 予選 平均台4位(14.266)。団体と平均台の決勝へ |
高校2年の2022年度からナショナル強化選手に選ばれ、高校3年で出場した2023年の杭州アジア大会では、平均台で金メダル、団体と個人総合で銀メダルを取りました。2024年のパリ五輪では、主将が欠場して岸里奈・中村遥香・牛奥小羽と4人になった日本の女子団体の一員として出場しました。予選5位で決勝に進み、決勝は4種目合計159.463点の8位でした。得意の平均台では、予選・決勝ともに日本のチームで一番高い点数を出しています。この活躍で、2024年9月には三重県から「三重県スポーツ栄誉賞」を贈られました。
2026年のふり返り
4月の全日本個人総合は、予選54.998点、決勝54.432点の合計109.430点で3位でした。平均台は予選14.233点、決勝14.300点と、2日とも14点台を出しています。5月のNHK杯は4位でしたが、2日目の段違い平行棒(13.833点・Dスコア5.900)と平均台(13.900点・Dスコア6.100)は、どちらもこの日の1位でした。
| 大会 | 跳馬 | 段違い平行棒 | 平均台 | ゆか | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全日本 予選 | 13.133 | 13.866 | 14.233 | 13.766 | 54.998 |
| 全日本 決勝 | 13.100 | 13.866 | 14.300 | 13.166 | 54.432 |
| NHK杯 2日目 | 13.000 | 13.833 | 13.900 | 12.500 | 53.233 |
| 世界選手権 予選 | 13.266 | 13.800 | 14.266 | – | – |
9月12日の全日本シニア選手権(東京都立川市・アリーナ立川立飛)では、4種目合計55.365点で個人総合を初めて制しました。段違い平行棒・平均台・ゆかの3種目で全体のトップの点数でした。その後の愛知・名古屋アジア大会では、平均台で銅メダル、団体で銀メダルを取っています。平均台の決勝には杉原愛子も出場し、4位でした。
2026年の主な大会の点数を見ると、岡村の強みがよくわかります。平均台は全日本の予選14.233点・決勝14.300点、NHK杯2日目13.900点、世界選手権の予選14.266点と、4つの演技すべてで13.9点以上を出しました。段違い平行棒も13.866点・13.866点・13.833点・13.800点と、ほとんど同じ点数をそろえています。この安定感で、世界選手権の予選でも平均台と段違い平行棒の両方で、日本の団体のチーム点に入る点数を出しました。
世界選手権2026予選の演技の中身
| 種目 | Dスコア | Eスコア | 得点 | 種目別の順位 |
|---|---|---|---|---|
| 跳馬 | 4.400 | 8.866 | 13.266 | – |
| 段違い平行棒 | 5.700 | 8.100 | 13.800 | 17位 |
| 平均台 | 6.000 | 8.266 | 14.266 | 4位 |
平均台の予選は、中国の張清英が15.100点で1位、同じく中国の選手が14.966点で2位、ブラジルのフラビア・サライバが14.400点で3位で、岡村はそれに次ぐ4位でした。平均台の14.266点は日本の団体の中で一番高い点数で、日本の平均台のチーム点は全体5位でした。段違い平行棒の13.800点もチーム点に入っています。跳馬はDスコア4.400ながらEスコア8.866点の13.266点で、日本の跳馬のチーム点にも数えられました。
これからの予定と見どころ
| 日付(現地時間) | 大会 |
|---|---|
| 10月21日 | 世界選手権 女子団体決勝(日本時間22日午前2時から) |
| 10月25日 | 世界選手権 種目別決勝 平均台(日本時間25日22時から) |
| 12月3〜6日 | 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市・相好アリーナ四日市)。相好体操クラブは女子団体の通過6位 |
平均台の決勝では、予選の上位2人の中国選手との差をどこまで縮められるかが見どころです。メダルを取れば、12月の全日本種目別選手権で予選が免除されるシードの対象になります。12月の大会は、地元の三重県四日市市で行われます。
よくある質問
岡村真の所属はどこですか?
相好体操クラブと四日市大学です。日本体操協会の発表では「相好体操クラブ/四日市大学」と書かれています。
「オカムラ」という技は何ですか?
岡村真が実施した段違い平行棒の新しい技で、2025年にD難度の技として認められ、本人の名前が付きました。
五輪に出たことはありますか?
2024年のパリ五輪に出場し、日本の女子団体で8位に入りました。
2026年世界選手権ではどの決勝に出ますか?
団体決勝と、平均台の種目別決勝です。平均台の予選は14.266点の4位でした。
出典
- ウィキペディア 岡村真
- 熊本日日新聞(共同通信) 体操、女子は岡村真が初優勝 全日本シニア
- 三重県 岡村真選手に関する発表
- 四日市市 広報よっかいち(岡村真選手の紹介)
- 日本体操協会 第54回世界体操競技選手権大会
- Women's Qualification Results(日本体操協会掲載)
- 日本体操協会 第20回アジア競技大会(体操競技)
- 日本体操協会 第80回全日本体操個人総合選手権 女子決勝結果
- 日本体操協会 第65回NHK杯 女子2日目結果
- 四日市市 パリ五輪の市ゆかりの選手プロフィール
この種目のしくみと大会日程は体操競技のページへ。ほかの日本の選手も見られます。
情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。