杉原愛子(すぎはら・あいこ)|経歴・主な成績・2026年の予定

AIKO SUGIHARA

杉原愛子(すぎはら・あいこ) 体操競技・女子

杉原愛子は、1999年生まれ、大阪府東大阪市出身の体操女子の選手で、自分が代表を務める会社TRyAS(トライアス)の所属です。2016年リオ、2021年東京の2大会の五輪に出場しました。

2022年に競技の第一線を離れましたが、2023年に戻り、2025年の世界選手権ではゆかで金メダル、平均台で銅メダルを取りました。2026年はアジア大会で個人総合とゆかの2冠に輝き、10月の世界選手権では個人総合の決勝に進んでいます。

プロフィール

項目 内容
生年月日 1999年9月19日
出身 大阪府東大阪市
所属 TRyAS(本人が代表を務める会社)
身長 152.5cm
学歴 梅花高校、藤村女子高校、日本女子体育大学、武庫川女子大学短期大学部
得意種目 平均台・ゆか

4歳で体操を始め、小学生のころから羽衣体操クラブで練習しました。高校2年の2016年に東京の藤村女子高校に移り、朝日生命体操クラブで力をつけました。大学は日本女子体育大学に進んだあと、2019年から武庫川女子大学短期大学部で学び、関西を拠点にしています。2023年4月からは武庫川女子大学の体操部のコーチも務めています。

主な成績

年 大会 成績
2015年 NHK杯 個人総合 初優勝
2015年 アジア選手権(広島) 個人総合 金、団体 金、ゆか 銀、段違い平行棒 銀
2016年 リオデジャネイロ五輪 団体 4位
2019年 ユニバーシアード(イタリア・ナポリ) 団体 金、ゆか 銀
2021年 東京五輪 団体 5位
2022年 全日本種目別 ゆか 2位。この大会で競技の第一線を離れる
2025年 全日本個人総合 2位
2025年 NHK杯 優勝(10年ぶり)
2025年 アジア選手権(韓国・堤川) 個人総合 金、平均台 銀、ゆか 銀
2025年 世界選手権(ジャカルタ) ゆか 金(13.833)、平均台 銅
2026年 ワールドカップ・コトブス大会 平均台 金(14.066)、ゆか 銀(13.133)
2026年 全日本個人総合 5位(106.965)
2026年 NHK杯 3位(163.079)
2026年 アジア選手権(中国・遵義) 団体 銀、ゆか 銀
2026年 アジア大会(愛知・名古屋) 個人総合 金(55.599)、ゆか 金、団体 銀、平均台 4位
2026年 世界選手権(ロッテルダム) 予選 個人総合21位(52.266)で決勝へ。団体決勝にも出場

第一線を離れてからの復帰

2021年10月にひざの手術を受け、その年の全日本選手権とNHK杯には出られませんでした。2022年6月、杉原は全日本種目別選手権を最後に競技の第一線を離れると発表しました。引退ではなく「一区切り」という言い方で、その大会のゆかでは2位に入っています。

競技を離れている間は、指導者として子どもたちを教え、「アイタード」という商品の開発にも取り組みました。NHKの全日本選手権の中継では、リポーターや解説も務めています。2023年に競技に戻ると、2025年には全日本個人総合で2位、NHK杯で10年ぶりの優勝を果たし、6年ぶりの世界選手権の代表に選ばれました。

2025年の世界選手権では、予選の個人総合で54.099点を出して全体のトップに立ちました。種目別のゆかでは13.833点で金メダルを取り、日本女子のゆかの世界一は村上茉愛に続いて2人目でした。平均台でも銅メダルを取っています。

2026年のふり返り

2月のワールドカップ・コトブス大会では、平均台で優勝し、ゆかで2位に入りました。4月の全日本個人総合は5位でしたが、5月のNHK杯では3位に入り、2年続けて世界選手権の代表になりました。

大会 跳馬 段違い平行棒 平均台 ゆか 合計
全日本 予選 14.000 13.633 13.433 13.700 54.766
全日本 決勝 13.933 10.833 13.433 14.000 52.199
NHK杯 2日目 14.533 12.166 13.566 14.000 54.265
世界選手権 予選 14.200 11.966 13.000 13.100 52.266

全日本の決勝では段違い平行棒が10.833点と崩れ、順位を落としました。一方、跳馬とゆかは国内の大会で14点前後を安定して出しています。NHK杯2日目の跳馬は、Eスコア9.533の14.533点で全体1位、ゆかも14.000点で2位でした。9月の愛知・名古屋アジア大会では、個人総合で55.599点を出し、日本の女子で初めてアジア大会の個人総合の金メダルを取りました。種目別のゆかでも金メダルで、2冠を果たしています。9月のアジア大会の女子日本代表は、杉原愛子・西山実沙・岸里奈・岡村真・中村遥香の5人で、世界選手権と同じ顔ぶれでした。

10月の世界選手権の予選では、跳馬で14.200点を出しました。これは予選の個人総合の跳馬で4番目に高い点数です。段違い平行棒が11.966点にとどまったものの、合計52.266点の21位で個人総合の決勝に進みました。前回女王のゆかは13.100点の17位で、種目別の決勝には届きませんでした。

世界選手権2026予選の演技の中身

種目 Dスコア Eスコア 減点 得点
跳馬 5.000 9.200 – 14.200
段違い平行棒 5.300 6.666 – 11.966
平均台 5.600 7.400 – 13.000
ゆか 5.700 7.800 0.4 13.100

跳馬のEスコア9.200点は、日本の5人の中で一番高い出来ばえの点数でした。ゆかはDスコア5.700の構成で、Eスコアも7.800点ありましたが、ラインオーバーなどで0.4点の減点を受けました。この減点がなければ13.500点となり、種目別の決勝に進んだ8位の13.266点を上回る点数でした。

これからの予定と見どころ

日付(現地時間) 大会
10月21日 世界選手権 女子団体決勝(日本時間22日午前2時から)
10月23日 世界選手権 女子個人総合決勝(日本時間24日午前2時30分から)
12月3〜6日 全日本団体・種目別選手権(三重県四日市市)

杉原は出発前、女子団体で金メダルを取る目標を語っています。団体決勝で3位以内に入れば、2028年ロサンゼルス五輪の出場枠が決まります。予選では跳馬とゆかでチームの1番手の点数を出しており、団体決勝でも跳馬とゆかでの得点が期待されます。2026年8月からは、朝のテレビ番組「おはよう朝日です」の体操コーナーにも出演しています。

よくある質問

杉原愛子の所属はどこですか?

本人が代表を務める会社TRyAS(トライアス)です。2023年4月からは武庫川女子大学の体操部のコーチも務めています。

一度引退したのですか?

2022年6月に、全日本種目別選手権を最後に競技の第一線を離れると発表しました。本人は引退ではなく「一区切り」と話し、2023年に競技に戻りました。

世界選手権でメダルを取ったことはありますか?

2025年のジャカルタ大会で、ゆかの金メダルと平均台の銅メダルを取りました。

2026年のアジア大会の成績は?

個人総合で55.599点を出して金メダルを取り、日本の女子で初めてアジア大会の個人総合を制しました。ゆかでも金メダル、団体は銀メダルでした。

出典

この種目のしくみと大会日程は体操競技のページへ。ほかの日本の選手も見られます。

情報の確認日:2026-10-20。日程は開催地の日付です。変更があるため、出かける前・見る前に主催者の案内をご確認ください。

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